「勉強ができない人」がすべき、たった1つのこと
この記事↓
で…
暁星中学・高校でクラス48人中46位!!「勉強ができない人」だった頃の僕の特徴をご紹介しましたが…
僕がいかにして「勉強ができる人」になったか。
体験談を基に、「勉強ができない人」からの脱却法を伝授します!!
結論:一範囲でいいから「できる人」になれ!!
どの科目でも、どんなに限定的な範囲でもいい。
取りあえず、「やればできる」ことを知れ!!
なぜ?
「勉強ができない人」だった頃の自分を振り返ると…常に…
ど~せやってもできるようにならねーし~
とか、
数学とか、一部の天才さんのみできる特殊科目でしょ~
とか思ってた。
違う!違う!!違う!!!
数学に限定しても、多くの大学の入試問題は、
既存のネタの焼き増し
に過ぎません。
この記事↓とか見れば、いかに「焼き増し」なのか良く分かるでしょ(笑)
東大とかは「真新しい問題作ろう!」って作問者側が頑張ってるのが解いてても分かりますが(笑)それでも最終的には有名ネタに持ち込めるように、上手く作問してくれてる
だから…極論すると…
受験勉強って、ただ定石を暗記していくだけ!
別に「天才さん」じゃなくてもできるようになるの(笑)
でも「定石」があまりに多いから…
「やってもできない」ってメンタルだと、
そもそも勉強する気が起きない…
これが一番まずいです。
だから、「勉強ができない人」から脱却するためには、「やればできる」ってゆー成功体験を作るのが一番手っ取り早い!
どの科目でも、どんなに限定的な範囲でもいいです。
そこだけ「できる人」になってみましょう!
全ての勉強時間をそこだけに全振りしても構わない!成功を体験するのが先決!!
体験談
僕が初めて大学受験勉強で成功を体験したのは…
なぜか「数学」じゃなく「物理」(笑)
高2の夏前に…
練習サボりすぎてバスケ部をクビになる(笑)
ほんで…高2の夏休みにヒマになりすぎたんですよね…
ニート状態でやることなさすぎて…なけなしのお小遣いで…
これ↑を買ってみた。
僕の頃は緑と白の表紙だったんだけどね、今はスタイリッシュだな(笑)
自分のお金(お小遣いとか)で買うのがオススメ!
特に僕みたいにケチな人は、「お金ムダにしたくないっ!」って思って頑張れるよ(笑)
ほんで高2の夏休み、クーラーの効いた部屋でうつ伏せになりながら…1日2時間くらいかな~
「力学」の半分くらいまで、ヒマ潰しで進めてみたら…
夏休み明けの学校の物理の試験で成績上位者に名前がのる…
その日遅刻していったんだけど、何か皆オレのこと凝視してて「何かあったの?」って聞いたら「お前…成績上位者で名前のってるよ…」って言われたの覚えてる
バカで有名だった僕が成績上位者に名前がのってたんで、皆ビビったんでしょうね(笑)
えっ?お前…何したの…?
って仲の良い友達が聞いてきたんで、
物理のエッセンス買ってちょっとやってみただけ~
…オレも買うわ!!今日買いに行くの付き合ってくれっ!
って言われて放課後に新宿の有隣堂へ。
そいつはもともと「成績優秀なヤツ」=「鬼」だったんですが、オレが「金棒」=「物理のエッセンス」を与えてしまったため、現役で東工大に合格(笑)
このように…
成功体験は、強烈に印象に残る!
20年以上前なのに鮮明に覚えてるからな~
この経験をして以来、少なくとも「ど~せやってもできるようにならねーし~」とは思わなくなりましたね。
「やればできんじゃん」
って思えるようになった!
この経験がなかったら、正直現役で理科大すら受かってなかったと思います。
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「できる人」になりやすい科目・範囲
物理・力学(前半)
体験談で話しちゃったからね(笑)物理の専門家じゃないからあんまり自信持っては言えないんだけど…
「力学」、「電磁気」、「熱」、「波動」、「原子」
ってゆー5大範囲があり、
「力学」、「電磁気」は出題しなきゃダメ
ってゆー法律がある。
この法律を考えると、「力学」かな~って気がします。
体験談の学校の試験は「力のつり合い問題」がメインだった覚えがある。静止摩擦係数に垂直抗力かけると摩擦力になるとかゆーお決まり覚えれば、ほぼ数学の三角比だった気が(笑)
「力学」の範囲全部が終わらなくても、半分くらいちゃんと理解して進められれば、僕みたいに効果を実感できると思います。
数学・ベクトル
僕、数学のプロ講師です!これは自信を持って言える!!(笑)
大学受験数学の範囲はあまりに広大ですが、その中でも「ベクトル」は7割方の出題が「1次結合」で、その解法が3つしかありません!
ムッチャ短期でできるようになりやすい範囲!!一年教えて一橋で満点とった生徒は、この授業が終わったとこで教え始めたんだけど、僕のプリントで自習させたら一週間でほぼできるようになってた(笑)
- 平面で「\(\overrightarrow{\textrm{OP}}\) を \(\overrightarrow{\textrm{OA}}\:,\:\overrightarrow{\textrm{OB}}\) で表せ」みたいに、ある点の位置ベクトルを、基準となる2点の位置ベクトルで表す
- 空間で「\(\overrightarrow{\textrm{OP}}\) を \(\overrightarrow{\textrm{OA}}\:,\:\overrightarrow{\textrm{OB}}\:,\:\overrightarrow{\textrm{OC}}\) で表せ」みたいに、ある点の位置ベクトルを、基準となる3点の位置ベクトルで表す
問題は、
表したい点まわりの線分比が分かってる
→ <解法1>和・差・実数倍・分点公式使うだけ
表したい点が交点
→ <解法2>未知数入りで2通りで表して、係数比較
図形量(主に垂直)が登場
→ <解法3>未知数入りで表して、未知数の数だけ内積で等式を立てる
のどれかで解くしかない。
例えば、僕が2023で解答速報を書いたので言うと、
- 京大問題2(文理共通) → 「1次結合」の問題に持ち込んで、<解法2>
- 東大理系第4問(2) → <解法3>
を使っています。
もちろん、「未知数入りで表すのに直線・平面のベクトル方程式の理解が必要」とか「基準となる位置ベクトルが当たり前に満たす性質を『1次独立』と呼び、<解法2>の係数比較前に断る」等々、理解すべきことは上以外にもたくさんあるけどね。それでも他の範囲より必要知識は全然少なめで、出題頻度も高い。
上の3解法しかないことを意識して、教科書とか参考書の「1次結合」の問題のみをピックアップして解いていくって勉強法でも、かなり効果を実感できると思います。
まとめ
どの科目でも、どんなに限定的な範囲でもいいから、取りあえず「できる人」になること!
今「勉強ができない人」がすべきことは、これしかありません!!
僕はこれで結構人生変わったよ。元「勉強ができない人」なのに偉そ~に数学とか教えちゃってるし(笑)
「勉強ができない人」な君が、限定的な一範囲から始めて…自信つけて…どんどん他の範囲や科目も「できる人」になって…
大学受験で最高の結果を獲得することを祈ってます!
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