計算ミスがひどい人に!計算ミスを減らす方法・付き合い方を徹底解説!
数学の計算ミスがひどい…
って人に!計算ミスを減らす方法・計算ミスとの付き合い方を徹底解説します!!
計算ミスとの付き合い方
突然ですが1つ質問です。
数学のテストで「記述式」と「マーク式(答のみ解答を含む)」のどっちが好きですか?
直感で構いません。どっちかを決めてから、この先を読み進めてください。
完全に計算ミスをなくすことはできない!
まずこの大前提から。凡人である限り、完全に計算ミスをなくすことはできません!
そしてこの記事を読んでいる人は恐らく凡人でしょう、20年数学教えてるプロ講師の僕もそう(笑)
2023の解答速報はたくさん書いたんですけどね…何回計算ミスしたことか…
先輩や優しいTwitterの人たちが助けてくれましたm(_ _)m
そんなに緊張してない状態の指導歴20年のプロ講師の僕でも計算ミスするわけですから…
テストの緊張状態で完全に計算ミスなくせって方がムリなんです。
だから、テストの形式に応じての計算ミスとの付き合い方を決めておくべき!
記述式のテスト
記述式では、ある程度の計算ミスはオッケー!
です。
旧帝大や早稲田理工の数学がなぜ記述式なのか考えてみてください。プロの僕でも最後まで正確な答にたどり着くのが厳しい問題もあるから…
「途中点あげるから安心してね!」って意味で記述式なんです。
学校の先生に良く言われるんじゃないかな?僕も生徒に良く言うけど(笑)
この言葉の意味は、
「記述式で計算ミスったときに、部分点をもらうために」
ってこと。論証不備による減点を防ぐって意味より、部分点獲得って意味の方が強いからね!
有名大の記述式数学の採点官してた人も、「答から見て、間違ってたら途中式を遡って採点していく」って言ってました。
20点満点の大問で、ちょうど半分辺りで計算ミス発生、その後も処理は合っているのに答は間違ってしまった、って場合の大体の採点例↓
大学によって採点法は変わると思いますが、大体こんな感じ↑で採点する大学が多いでしょう。
テストの緊張状態です、これくらいのミスは許容してオッケー!
マーク式(答のみ解答を含む)のテスト
マーク式での計算ミスは、致命傷になる!
記述式の採点例で考えてみてください…
これもし最終結果のみのマーク式だったら…0点/20点ですよ!?
ほとんど正解なのに、な~んにも分かってないバカと同じ点数になっちゃうんだよ!?
マーク式での計算ミスのリスクの高さは認識しておいてください!
とは言え…
マーク式って時間に厳しいことが多いので…確認のしすぎでのタイムロスも頂けない…
完全にマーク式であれば、
ムリなくマークできればオッケー!
というのを1つの基準にしておくといいと思います。
でも…慶應の経済みたいにマークのさせ方が凄い特殊な大学もあります…こーゆーのは過去問対策で事前に確認しておくこと!
計算ミスに対する意識を高く持つこと!
冒頭の質問に戻ります。
数学のテストで「記述式」と「マーク式(答のみ解答を含む)」のどっちが好きですか?
断言はできませんが、ここまでの内容から、
マーク式!だらだら途中過程書く必要がないんで楽!
って思っちゃった人は恐らく計算ミスに対する意識が低いでしょう。対して、
記述式!計算ミスっても部分点もらえる!
って思えた人は恐らく計算ミスに対する意識が高い。
計算ミスの怖さを知り、計算ミスが起こる可能性を考慮しておくこと!
次項の「計算ミスを減らす方法」を読んでも、計算ミスに対する意識が高くない限り、計算ミスは減らせません!
特に前者だった人は、この点をちゃんと理解してから次項を読んでください。
計算ミスを減らす方法
「解き直し」を徹底!
「数学の問題解く→間違えてた→解答読んで理解する」で終わらせちゃってない?(笑)
定期テストとかで、
この問題見たことある!…でも解けない…
なんて経験がある人は、上の手順で演習しちゃってる可能性が高いでしょう。
正しくは、「数学の問題解く→間違えてた→解答読んで理解する→少し時間をおいて、解答を見ずにできるか解き直し」です!
それでも間違えたら、やはり少し時間をおいて、解答を見ずにできるようになるまで解き直しするべき。
このときに!
あ~計算ミスか~、ならもう次の解き直しはいらね~や
ってしなければ、計算ミスは減らせる!
計算ミスで間違えた場合も、最初から「解き直し」
って罰ゲームを普段から自分に課す!
のは、計算ミスを減らすのにかなり有効です!
これは実体験で、高3時にこれを徹底していた僕は、受験で計算ミスはほぼしませんでした!…フツーに解けない問題はあったけど(笑)
自分で自分にそこまで厳しくできないよ…
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自分の計算ミスのデータをとる!
計算ミスったときに、どーゆー風に計算ミスったのかのデータをとっといて…
自分が計算ミスを起こしやすいケースを把握しておく!
のも計算ミスを減らす方法として有効です!
これも実体験。繰り返し自慢するけど、高3時にこれも徹底していた僕は、受験で計算ミスはほぼしませんでした!…講師になった今では良くするんだけれども…(笑)
因みに高3時の僕の計算ミス、ってかケアレスミスで一番多かったのは、式の写し間違えでしたね。
こいつバカか!?
って思うかもしれませんが、教えてても生徒のミスの中で一番多い…
高3時の僕はこれを解消するために、問題文の式を用心して解答用紙に写したら、問題文に戻って写し間違えがないか、さらに解答用紙に戻って写し間違えがないか、トリプルチェックをするようにしてました。このクセは未だに消えない(笑)
大問の最初の計算はダブルチェックを!
これは「計算ミスを減らす方法」ってより、リスク管理なんですが…
記述式・マーク式に関わらず、大問最初の計算ミスは致命傷になります!
さっきの記述式の採点例で言っても、最初で計算ミスってたら、その後の処理が完璧でも10点/20点になって…失点が5点から10点に上がっちゃう…
記述式・マーク式に関わらず、
大問の最初の方の計算はダブルチェック!
した方がいいです。
最初に「余弦定理で辺の長さを計算」する設問とか、「接線を求める」設問とかね!トリプルチェックしてもいいくらい
効率的な計算を徹底する!
一例として、次の「問題」とその「よろしくない解答」を読んでください。
どこが「よろしくない」か分かりますか?
問題
よろしくない解答
別に間違っちゃいないんだけど、各場合分けで約分計算まで終了しちゃってるのが「よろしくない」ところ。その後に「通分」って手間まででちゃってる。だから…
ベスト解答
確率での場合分けなんてほとんど分母は一緒になるから、「確率計算では、約分等の計算は最後に!」ってことを意識してれば、ムダな約分・通分を省けます。
文章量的に大して変わってなくね?
って思った人は、実際に「よろしくない解答」と「ベスト解答」の両方で計算してみてください。計算量的にはかなりの違いがあることが分かるはずです。
このように、
各範囲での効率的な計算を徹底する!
ことも、計算ミスを減らす上では重要です。
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まとめ
繰り返すけど、凡人である限り、完全に計算ミスをなくすことはできません!
でも、計算ミスの怖さを知った上で、計算ミスのリスクを管理し、普段から計算ミスを減らす対策をすること!
君の大学受験が最高の結果になることを祈ってます!