2025大阪公立大【文系数学】解説・解答・講評

2025大阪公立大学の文系数学の解説・解答・講評をお届けします!
理系数学については↓の記事をご覧くださいm(_ _)m

第1問
問題

考え方
数字が出る独立試行(サイコロを投げる問題が多いです)を \(n\) 回繰り返したときの積についての確率で、非常に典型的な問題です。
問1は、0が少なくとも1回出ればいいので、余事象。
問2も、余事象で \(M_n=0\:,\:1\:,\:2\) の場合を考えて引くだけ。
問3は、4の倍数でない偶数を1回、奇数を \(n-1\) 回出せばいいだけ。

計算量も少なく、完答がマストな問題です。
解答


第2問
問題


考え方
問1は、与等式の両辺の底を2とする対数をとって整理するだけ。
問2も、\(a=\sin\theta\) として不等式を解くだけ。めぐろ塾↓では、


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logの積・商形の対数方程式・不等式
↓
置き換え
ってキーワード化する内容ですが、本校受験者には釈迦に説法でしょう。鬼門って言えるのは、
\(\sin\theta=1\) となる場合 \(\theta=\displaystyle\frac{\pi}{2}\) を失念しない
とこくらいかと。



第1問に続き、ほぼ完答がマストな問題です。
解答


第3問
問題


考え方



理系数学の第3問をカンタンにした問題です。
与式に整数の積の形が作られているので、素因数の「拾い上げ」を考えるだけ。
- 問1は、大小をつけるように素因数2を拾うこと
- 問2は、左辺の3つがすべて偶数であることに注目し、大小を素因数3でつけるように拾うこと
に注意して計算しましょう。やはりほぼ完答がマストな問題に思えます。
解答


第4問
問題


考え方
問1は、これ↓を使うだけ。


問2は、問1で
(分子の次数)≧(分母の次数) → (分子)÷(分母)
ってお決まりを実行してれば勝手に終了。
問3は、明らかに相加相乗平均。
問4は、面積公式(1/6公式)を使うだけ。明らかに \(C_2\) が下凸放物線なので図示は必要ありませんが、
∫(上-下)dx → 被積分関数の因数分解 → 1/6公式を利用
という流れは記述しないと減点される可能性があるので、しっかりと記述してください。



今年の問題の中では計算量が多い問題です。計算ミスったときにちゃんと部分点が拾えるよう、全体的に丁寧な記述を心がけたい問題。
解答




講評
昨年の解説記事↓


も作成しましたが、これと比べると…
解答方式 | 試験時間 | 大問数 | 難易度 |
---|---|---|---|
記述式 | 90分 | 4問 | 易化 |



です。頭を悩ませるような問題が全くなく、全体的に去年2024より計算量も減りました。
第1問・第2問・第3問のほぼ完答が欲しいテスト!
です。これらが確保できていれば、第4問で計算ミスっちゃってても合格最低点は余裕で超えるでしょう。
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君の大学受験が最高の結果になることを祈ってます!